徳島県の最南端に位置し、高知県と隣接しています。
海のイメージが強い海陽町ですが、約3万ヘクタールという広大な森林を有しており、北部・西部にあたる山地は1,000メートルにおよぶ緑豊かな山々がそびえ、これらの山々を水源として、清流・海部川、宍喰川が太平洋に流れ込みます。
青く美しい海岸は、室戸阿南海岸国定公園に指定され、数々の岬や入り江を有する美しいリアス式海岸を形成し、天然記念物に指定されている化石蓮根、波の力などが作用して削り出された巨石など、黒潮が創り出す豪快な景色は圧巻です。
豊かな自然に恵まれている海陽町では、サーフィン・ダイビング・シーカヤック・釣りなどの海遊び、ハイキング・トレイルランニング・ロッククライミング・植物観察などの山遊び、渓流釣りや生物観察などの川遊びと、アウトドアレジャーに最適な環境です。
四国遍路の23番札所・徳島県美波町薬王寺から約30km、24番札所・高知県室戸市最御崎寺まで約40kmに位置し、弘法大師・空海ゆかりの地なども存在します。
また、素晴らしい環境で育った食材の宝庫で、黒潮の恩地を受けた「海の幸」、山から流れ出た美しい水で育った「山の幸」は絶品です。
人口は約1万人で、素朴な生活の中に、古き良き昔ながらの文化や習慣・知恵が残っていて、5月の竹ケ島の祭りを皮切りに、祭りが多く行われ、夏には阿波踊りも行われます。
「美しい山・美しい海・美しい川、そこに暮らす人々」
これらがそろった、素朴で人情味豊かな、小さな町にぜひお越しください。